勘違いTOP 3
多くの駐在や永住の保護者と園児と接する中で、子育てにおける誤解をたくさん見てきました。多すぎる情報にお悩みではありませんか?
よくある誤解と、その解説を読むことで、
「子育てにおいて大事なことは何か」がわかります。
1位
厳しくしつければいい子になる?
厳しくしつければ、子供はいい子になると思っていませんか。
厳しさとは、人への信頼があって初めて効果を発揮します。
子どもの発達とは段階があります。
まずは何よりも、自分は愛されているんだ、という自覚が大事になります。
この段階をスキップして、厳しさは価値を持ちません。
2位
子どもにあれやってと言われたらしてあげるべき?
聞いてあげることが、聞いてもらえることにつながります
甘やかすと聞くとマイナスなイメージですが、人を信頼できる子になるためには、自分の要求が叶えられることが大事になります。
お着替え、靴を履くなどなど、してほしいと言われたら、余裕があるのであればやってあげましょう。やってもらった経験が、やってあげることにつながります。
満たされたことが、満たすことにつながります。聞いてもらったことが、聞いてあげることにつながります。
3位
過保護にならない方が良い?
言うことを聞く子育てなんて、過保護なのでは?
過保護と過干渉は違います。
過保護とは、子どもの要求を受け入れてあげること。
過干渉とは、言われる前にやってあげること。
子育ては受け身で構いません。
子どもにやってと言われたら、できる限りやってあげましょう。
それが、言われたことを聞くことにつながります。
しっかりと人の話を聞く土台が出来上がれば、子どもはどんどん周りから吸収していきます。その時はバイリンガル教育の知識が役立ちます。
1位
文字や数字を覚えるのは早い方が良い?
ひらがな、数字、早ければ早い方が良いと思っていませんか?
本人が文字や数字に興味があるかどうかの方が大事です。興味があるのであれば、本人が楽しんでいるのであれば特に問題はありません。
ただ、文字や数字とは、あくまで記号です。大事なことは何かを伝えたい、何かを知りたい、という動機です。動機がある学びは価値がありますし、動機がない勉強は、勉強嫌いにつながります。
2位
読み聞かせよりも、文字や数字を書けるようになるべき?
読み聞かせって大事ですか?
全ての土台は、聞く力となります。そのためにも、読み聞かせが非常に大事です。夜寝る前など可能な限り、読み聞かせをしてあげてください。お父さんお母さんに読み聞かせてもらう時間は子どもにとって貴重な親子タイムとなることでしょう。
3位
読み聞かせは何才まで?
読み聞かせは何才までと決めつけていませんか?
アメリカで日本語を学ぶ子どもたち。彼らが目にするのは、ほとんどが英語です。そのため、なるべく多くの日本語に触れられるようにすることが大事です。そのため、読み聞かせは本人が嫌がらない限り、長くやってあげることが大事です。
理想の子育てというのはありません。
もしあるのだとしたら、色々と試して失敗すること。
また違うことを試す育児こそ理想かもしれません。
世の中に2人として同じ人はいません。
親が違う。環境が違う。性格が違う。どこかで仕入れた知識は、自分の子には通用しないものばかりかもしれません。
大事なことは、目の前の子供を意識して、大事にすること。
親ができることなんて、限られています。
二つとして同じ子育てはないとお伝えしましたが、一つだけ、育児が終わったお母さんお父さんが言うことがあります。
それは「大変な子育ての日々」こそ、ありがたかったんだな、ということ。
親が遊んであげていたのではなく、遊んでもらっていたんだな、ということです。
とは言っても!そうは言っても!大変なのが子育てです。
たまには親だって息抜きしたいわけです。
たまには親だって子供から離れたいわけです。
貴重な「今」という時間を子供と大事に過ごすためにも、巣鴨キッズをご利用ください。
保護者の方々のサポーターとなれたなら職員一同嬉しい限りです。