節分2024:自主性を育み、手先の発達を促す

2024年も早いもので、もう2ヶ月が過ぎました。オレゴンでは寒い日が続いていますが、日の入りが遅くなったり、木の芽が出てきたり、水仙の葉が出てきたりと、少しずつ春の訪れを感じられるようになりました。

すがもキッズでは2月に恒例の「節分」を行いました。

アメリカに住んでいると、日本の伝統行事に触れる機会は少なく、すがもキッズでは少しでも日本の文化・行事に触れられるようにしています。

節分の少し前から鬼のお面作りを始めました。

鬼のお面を作る時に、節分とはどんな行事なのか話し合って、どんな色で作りたいか、鬼の角を何個つけたいか子供達に決めてもらいます。

与えられた選択肢の中から、「自分で決める」ということが、決める力・
最後までやり通すモチベーションになります。

お面作りの色や角などが決まったら、のりと色紙を使って製作に入ります。色紙はちぎって貼りやすい大きさにちぎっていきます。

この「ちぎる」という動きは片方の手で支えて、片方の手を動かして紙を切りますが、両手別々の動きをすることで、手先の発達を促すことができます。

そしてちぎった色紙をのりを使って、台紙に貼っていくのですが、この時も、たくさんの動きをしています。のりを自分の思った通りにのばす・のりをつけた色紙を貼りたいところに貼るのは、目から入った情報を使って、手を器用に使わないと上手に貼ることができません。

楽しく、さまざまな発達を促すことができるのが製作の魅力ですね。

完成品を見て、こどもたちはとても満足そうに、誇らしげに自分の作品を大切にします

お面が完成したら、豆まきです。

作ったお面をかぶって、共同製作した、おにに向かって、発泡スチロールの豆に見立てたもの鬼に向かって投げます。「おにはそと―」「ふくはうちー」と言いながら、拾っては投げ、拾っては投げ、を繰り返すととてもいい運動で、園児たちは汗だくになっていました。

みんなでやるからより一層楽しい節分。

たくさん学んで、たくさん動いて、たくさん笑う。

そんなすがもキッズの節分でした。

子育てで勘違いしがちなこと
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