結局、どの園がうちの子にいいの?園の選び方について

まだまだ寒いオレゴンですが、スイセンや桜の花が咲いているのを見ると、春なんだなと感じます。

巣鴨キッズの石崎です。

日本では入学式の時期になりましたね。

アメリカでは9月が新学期のため、お子さんの幼稚園/プリスクールを探している方もいらっしゃるかと思います。

学校選びは悩む方も多いですよね。

そんな方々にお伝えしたいことは、とことん悩んでくださいと言うことです。

アドバイスになっていない、と言われてしまいそうですが、納得のいくまで考えてください。

デイケアやプリスクール、園は一つとして同じところはありません。

同じ教育メソッドを使っていたとしても、先生が違えば全く同じにはなりません。

また一人として同じ子供もいません。

生まれてきてからずっと近くで見てきた親だからこそ、その子にとって何が一番必要か考え決めることができるんだと思います。

園選びで唯一のアドバイスとしては

「ここなら自分の子を任せたい。」

「この先生に我が子をお願いしたい。」

と思える場所を選ぶことです。

友達が通っているから、近いから、理念に共感できるから、色々な理由で園を選ばれると思います。

ですが、お母さん・お父さんが納得してスタートするのとしないのでは、今後のお子さんの園生活に大きな差が生まれてきます。

例えば、お子さんが見学で気に入っても、親御さんがなんとなく気になるところがあったとします。

そのまま入園しても、親御さんの気になるところが消化されていないと、お子さんに伝わり、その園でお子さんが価値ある時間を過ごせなくなってしまいます。

親がどう思っているか、どうしたいのかを子供は敏感に感じ取り、行動するからです。

逆に、お子さんが始めは気に入っている様子が見られない・見学時や登園時に泣くなどの様子があっても、親御さんが 「ここがうちの子の成長にとって一番の環境」と決めているのであれば、どんどん園に慣れていくので、あまり心配はいりません。

親が信頼している人や環境に子供は安心を感じます。

親が信頼していない人・嫌いなものは小さい子供も信じたり好きになったりしません。

それくらい、幼児にとって親の存在は大きく、親の意識次第で子供は良くも悪くも変わっていきます。

また残念ながら、親御さんの要望に100%そっている園はありません。

カリキュラムはいいけど遠い。

人数が多い・少ない。

勉強もしてほしい、運動も〜と全てを満たすところは難しいですね。

当園もできる限り親御さんの要望に応えたいと考えていますが、全てを満たすことはできません。

なぜなら、全ての人の全ての要求に応えることはどんな園にもできないことだからです。

そんな中でも、この園のここがいい!と思えるところがあれば、ぜひ問い合わせて見学に行ってください。

家探しと一緒で、園に行ってみて実際に肌で感じること・五感で感じたことはその人にしかわからないことです。

ウェブサイトには載っていない情報もたくさん得られます。

見学や問い合わせで、聞きたいことを質問してみるのもいいですね。

幼児期は本当に本当に大切な時期です。

この時期をどう過ごすか、何を学び、どう人と関わっていくかが、今後のその子の人生に大きく影響することを年々実感しています。

お子さんにとって、素晴らしい園が見つかることを心から願っています。

幼児教育に携わっている先生方は、子供達とその家族のために熱意を持って保育されている方ばかりです。

もしも、多くの園の中から、すがもキッズを大切なお子さんを預ける場所に選んでいただけたら、そんな嬉しいことはありません。

お子さんの成長を全力でお手伝いさせていただきます。

子育てで勘違いしがちなこと
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