指示をされて良い思いをする大人はいません。
皿がそのままじゃダメでしょ!
部屋をキレイにしておかないとダメでしょ!
子育てしっかりやっておかないとダメでしょ!
こんなことを言われて、ためになることがあるでしょうか。
相手が大人なら、そんな言い方しなくても、となりますよね。
しかし!相手が子どもになると、ついつい出てしまうダメだし。
これは、子どもたちのやる気をなくしてしまうので、極力使わないように頑張りましょう。
ダメの代わりに色々な表現があります。
おしゃべりはダメ! → お口はチャックできるかな?
早く食べてはダメ! → みんなのことを待ってあげられるかな?
走ってはダメ! → 走っていると、お店の人に当たって、お店の人が転んで大怪我してしまうよ。
カバンは閉めなさい! → カバンが開いていると、中に入っているお弁当が飛んでっちゃうよ。
イスは机の中に入れて! → イスが入っていないと、ほかの人に当たってケガしてしまうよ
オモチャは片付けないとダメ! → オモチャさんも悲しくて、どこかに行っちゃうよ。
巣鴨キッズの先生たちが、指示出しをするときに気をつけていること
それは、指示出しをするときに、指示の理由や結果を伝えてあげること。
あれダメ!これダメ!そう言っていると、こちらの思い通りになるかもしれませんが、子どもたちのやる気までなくなってしまいます。
極端な話、それが続くと何もやる気がなくなってしまう子に。
子どもと言っても小さな大人です。
相手の立場に立って、相手が喜んで指示を受け入れてくれるよう、大人が努力しないといけません。
子育てで勘違いしがちなこと