朝晩はすっかり冷え込むようになりましたね。すがもキッズで新学期が始まって2ヶ月が経ちました。新しいお友達が加わって、園の中はとても活発になりました。
先日、音楽の授業でカスタネットをみんなでやりました。
カスタネットを持つのも初めての子もいたかもしれません。まずは、指にはめるところから一緒にやりました。楽器を大切に使うことも、一緒に学びます。
カスタネットですが、ただ好き勝手に音をかちゃかちゃ鳴らすのが、音楽でしょうか。
それも練習かもしれませんが、みんなが好き勝手にやっていると綺麗な音に聞こえません。
ただうるさいだけの楽器になってしまいます。
すがもキッズでは、まず持ち方・構え方をやり、正しいカスタネットの叩き方を練習します。
そして、音楽に合わせてカスタネットを一定のリズムで叩きます。
叩いて、止める、叩いて、止める、このリズムを取りながら楽器を奏でる方法を練習しました。
ただ闇雲にカスタネットを叩いたり、ふざけたりする事で楽しさを感じることもあるかもしれません。ですが、それは本当の楽しさではありません。
本当の楽しさは、何かに挑戦しやり遂げる成長の中にあると考えています。
そのために、一番大切なことは、「人の話を聞く」ということです。聞く姿勢がないと、様々なスキルも身につかなければ、達成感を感じることもできません。
聞くことができない子は、ふざけるだけで活動が終わってしまうものです。ただのおふざけが一番の楽しさと思っているとしたら、本当にもったいないことです。成長もありません。
カスタネットに真剣に挑戦し、リズムをとって音楽を奏でる楽しさを知った子供の顔は、
「できた!」という達成感でいっぱいでした。
音楽を一緒に奏でるという、充実した楽しさを知った子供達は、これからも何かに挑戦し成長して行くはずです。
教育理念にもある、「100%の力を引き出す」なかに成長があり、子供達の幸福があると再確認した音楽の活動でした。